ここ数日の記録的な豪雨により様々な被害が起きており、死者も出ているがこの影響は当然ボートレースも他人事ではなく、各地の競艇場で中止や順延が相次いだ。この豪雨はまだ続くようで、最大級の警戒が呼びかけられている。大雨特別警報が出ている地域の方は、くれぐれも水害を甘く見る事無く準備、警戒して頂きたい。
7日に開催予定だった芦屋ボート最終日は、水面不良のため午前10時20分まで1Rの展示航走を伸ばしたが、改善がみられないことで、中止打ち切りとなった。
<尼崎ボート:ヴィーナスシリーズ>◇前検日◇7日
大雨の影響で西日本地域で交通機関がまひしたまま。初日12Rの記者選抜組の津田裕絵(31=山口)や竹井奈美(28=福岡)を含む14人が到着しなかった。
このため中村かなえ(24=東京)、山下夏鈴(20=三重)、計盛光(24=大阪)の3人を追加。急きょ参戦となった3人の到着を待たず、33人で午後1時30分にスタート練習が開始された。なお、到着しなかった14人については2日目以降、到着した選手のみ賞典除外にならず、予選から参加できる異例の処置となった。
<福岡ボート>◇前検日◇7日
福岡ボートは、8日に予定していた初日の中止を発表した。順延はせずに、1日短縮しての3日間での開催。9日が初日で、優勝戦は予定通り11日に行われる。
大雨の影響で西日本の交通網がまひした。前検日の7日、午後3時までに28選手しか集まらず、残りの15選手が到着できず中止が決定した。
まずは芦屋。大雨による水面上昇により大時計の視認が難しいと判断され、中止打ち切り。
尼崎のヴィーナスシリーズは交通機関の麻痺の影響で到着出来ない選手が多数だったため、急遽人数を追加したり到着できた選手は予選から参加出来るようにするなど、異例の措置を取ったようだ。
福岡では明日のレースを完全に中止し、短縮開催となった。予定では9日から初日開催という事だが、9日に状況が改善されているかどうかは不透明と言えるだろう。
注意報へと切り替わった場所もあるが、まだ警報のままの地域も多く、さらなる重大な災害が発生するおそれも。また広い範囲で8日にかけて激しい雨が断続的に降る見込みとなっており、当該地域の皆様は最大級の警戒を。
引用元:http://www.nikkansports.com/public_race/boat/